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2005年3月

PROFILE <ハチヤ・リョウ>小説家。1961年、小樽市生まれ。小樽商科大学短期大学部卒業。94年『分別回収』で文学界新人賞候補、96年『煌浪の岸』で小説新潮長編新人賞候補となる。近著に、『螢火』(講談社)、『小樽ビヤホール』(講談社文庫)など

蜂谷涼さん


今年の冬は”雪かきダイエット”!?

 出身地である小樽を本拠地に活動している小説家の蜂谷涼さん。今年の冬は10数年ぶりの大雪に見舞われ、そんな中での生活は、我々の想像をはるかに超えるほど苦労の連続だったといいます。

「1日3時間を3回。合計9時間も雪かきに費やしていた日もあります。そのくらい今年の雪は多かった。おかげで相当に筋肉がついてしまいました」。
 結果、体重は現状維持のままですが、筋力増加で体脂肪はぐんと低下。ダイエットというよりも、プロポーションメイキングにひと役買ったよう。

ご存知のように、30代後半から加齢とともに基礎代謝は低下し、肥満の原因にも繋がります。なぜなら、筋力の低下=代謝の低下となるからです。健康的にダイエットを目指すには、適度な筋力アップが不可欠。また、代謝が上がることで体全体の機能が向上し、アンチエイジングの効果も期待できます。つまり蜂谷さんの雪かき生活は、実は理想的なダイエット法だったといえるのかもしれません。


「私からいわせれば、雪は白い悪魔ですよ(笑)。でも毎日毎日雪かきを続けているうちに、自分の体が締まっていく感じがありました。はじめは腰や腕、そしてふくらはぎ。最後が足首という具合に、徐々に引き締まっていく。脂肪が落ちたのはうれしいし、体調はすこぶる良好です」。


病弱だった幼少時代から体育会系への変貌
蜂谷涼さん

 引き締まったお体、ハリのよいお肌……。40代とは思えないほど素敵なプロポーションをキープしている蜂谷さんですが、幼少時代はとても食が細く、まったく太れない貧弱な体質。喘息やアレルギーのため、学校の体育はいつもお休み、遠足にも行けないほどだったと振り返ります。

そんな蜂谷さんに転機が訪れたのは高校時代。サッカー部のマネージャーになったことを機に、少しずつ外での活動が増えて行ったのだそうです。そして短大時代はなんと山岳部に入部。30キロ台の華奢な体で、25キロ以上のザックを背負って冬山に登頂するまでになりました。

「その頃のアルバイト先のオーナーご夫妻が山好きで、バイト仲間にもそういう人が多かった。それで影響を受けて山岳部に入部したんです。私は一度決めたことはとことん続けるタイプ。初心者だけれどみんなと同じように山登りがしたいと思って、自分なりにトレーニングしていました」。

 その頃のトレーニングの中でも特に印象的なのがウォーキング。それもただ歩くだけではありません。なんと自宅からバイト先まで8キロの道のりを、4キロもの重さの登山用シューズを履いて歩いて行っていたというから驚きです。
ロッククライミングや冬山登山、山スキーなどを楽しんでいらした短大時代の蜂谷さん。幼少時代の病弱な体質からの脱皮を図ることに成功したように思えます。

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