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PROFILE <セキグチ・タロウ> レーサー。1975年12月5日生(26歳)。2001年 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズGP250ランキング1位。ヤマハ・クルツに所属し、FIMロードレース世界選手権シリーズGP250で活躍中。

関口太郎


レースで一番大事なのは、スタッフ全員が“勝つんだ”という気持ちがひとつになること。
 昨年の全日本GP250ccクラスのチャンピオンで、今年からWGPに参戦している、ロードレース界の期待の星である関口太郎さん。
バイクのレースというと、ライダーだけが注目されるが、ピットクルーやデザイナーなど数多くの人たちに支えられているチームスポーツなのだ。
「自分ひとりが頑張っても勝てないスポーツですね。チームが機能して初めて成績が伴うスポーツなんです。今現在、僕のチーム(ヤマハ・クルツ)は7人います。でも、これは少ないほうなんです」
 大きなチームになると、ひとりのライダーにメカニックが4人、ワークススタッフになると20人にもなるチームもある。
「多ければいいというわけではないんです。一番大事なのは、スタッフ全員が“勝つんだ”という気持ちがひとつになることなんです。どんな部分でも“うまくいかない”という部分があると、露骨に結果に表れてしまう。うまくいっていないときに、ライダーが頑張っても、いい結果というはなかなかでないスポーツなんです。自分ひとりでは無理、いろんな人に支えられて勝つんです」



 関口さんは、今年からドイツの「ヤマハ・クルツ」と契約。WGPの緒戦、鈴鹿で行なわれた日本グランプリ(4月5〜7日)の数日前にスタッフと初めて会い、そこで新車に乗った。日本グランプリ、続く南アフリカグランプリと連続でリタイア。しかしレースは全部で16戦。テストとレースを繰り返して、みんなでマシンを仕上げていく。
 関口さんは東京生まれ。両親がモータースポーツが好きだったこともあり、小さい頃からバイクや車のレースを見にいっていた。それがきっかけで、関口さんは子供の頃から、
「大きくなったら、レーサーになる」
 と決めていたという。
「そういう環境に生まれたし、実際にバイクに乗せてもらいましたから、僕は恵まれていましたね。なぜ車じゃなくてバイクにしたかというと、ヒザを擦って走るじゃないですか、あれがかっこよかったんです」
 東京から家族で鈴鹿までいき、8耐やF1を観戦していた。車でいって、みんなでキャンプをしながらの観戦だった。
 12歳でスクーターレース、ミニバイクレースを始めた。しかし、現在GPで活躍しているライダーのほとんどは3歳、4歳から始めている。
「僕は遅かったですね。だから、すでにミニバイクを始めていた子たちに、置いていかれてましたね。次にステップアップして、その子たちに追いついたと思うと、その子たちは次のステップにいっていましたから。でも、辞めようと思ったことは一度ないですね。体が続く限り走っていたいですから」
関口太郎
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