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--- 『第12回介護研究会』 開催結果のお知らせ --- |
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平成15年11月11日、東京永田町の薬業健保会館6階の講堂において『第12回介護研究会』が開催されました。当日はあいにくの空もようでしたが、100名近くの、介護支援専門員の方々をはじめとするみなさまにお集まりいただき、ご用意していた椅子が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。エレベーターを降りて、ドリンクをもらい、席につき、さあ、研究会のはじまりです。
はじめに、いきいき健康プラザ事務局、林さんのご挨拶のあとに、野村訪問看護ステーション所長、今岡節子さんのご紹介があり、今岡さんの講演がはじまりました。 |
講演『褥瘡予防からみたケアマネージメントの視点』
| 【講 師】 |
東京都介護支援専門員研究協議会 幹事
野村病院在宅介護支援センター
野村訪問看護ステーション所長
今岡 節子 氏 |
今年の8月に褥瘡を予防しよう!というメインテーマのもとに「褥瘡学会」が開かれました。今岡さんはシンポジストとして参加し、ケアマネージャーの立場から褥瘡予防の現状問題について意見を述べる機会があり、事前に東京都介護支援専門員研究協議会の会員の方を中心に、褥瘡についての意識調査を行ったそうです。今回の講演では、そのデータから、褥瘡予防に対する意識や、理解度などを分析し、それに対する在宅介護における問題点、今後の褥瘡予防に対するあり方などをお話いただきました。ケアマネージャー、サービス提供事業所、要介護者の家族、医療職の知識の不十分さ。各機関の連携不足。経済的問題点。などをとりあげ、要介護者の環境を整えることの重要性。在宅介護における、その家族のキーパーソンを見極め理解を促すことによりスムーズにコトが運ぶ。日々刻々と変化する人があいてのケアプランには、必要性よりも、何を欲しているかを見ることが大切。など、現場の立場からみた、貴重なお話をいただきました。 |
紹介『コンビウエルネス新商品』
| 【担 当】 |
コンビウエルネス(株)ヘルスケア事業部
三石 健太郎 氏 |
元気のいい三石さんの新商品説明は、安心して気持ちよくお使いいただける「優福(ゆうふく)折りたたみシャワーチェアFA(ひじ掛け付)」とフィッティングトイレの決定版、ひとりひとりに優しい形の「家具調トイレチェア 優福(ゆうふく)」の2つ。ビデオとプロジェクターで分かりやすくご説明いただきました。また、このあとの休憩時間では、多くのみなさんが会場内に展示してあるこの新商品に腰掛け、使い心地を試したりしながら、商品担当の方にいろいろ質問している姿が見受けられました。新商品に関する詳しい情報は、同サイト内の「商品カタログ」のページをご覧ください。 |
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講演『廃用を防ぐリハビリテーションと福祉用具のポイント』
| 【講 師】 |
杏林大学医学部教授 代表
杏林大学医学部付属病院
リハビリテーション治療科長
岡島 康友 氏 |
リハビリテーション治療から見ても大きなテーマのひとつである、廃用予防の観点にもとづき、福祉用具選定のポイントをご講義いただきました。まず、介護支援用具を選ぶ際の注意点としてお話いただいたのが、介護支援用具は、自立支援用具とイコールではないということです。「楽」か「苦(大変)」かという観点に立つと、介護支援用具は、介護者も、障害者本人も「楽」にする道具である、という傾向があり、自立支援用具は本人も、介護者にも「苦」が増える傾向がある道具であるということです。この介護支援用具の「楽」に注意が必要です。例えば、寝てると楽→刺激がない→ボケる。膝をまげて寝ると楽→膝がカタマル。という具合に、「楽」なことが、良くない方向に進む場合があるそうです。リハビリテーション治療の立場から見た福祉用具の適応原則は、●身体活動の維持。●介護者への配慮。●疾患特性の考慮(機能障害の回復を助ける、あるいは進行悪化を防ぐ。訓練による能力低下の改善。合併症と併用疾患への配慮)。●生活上のリスクへの配慮。●個人の趣味・好みへの配慮。だといいます。介護支援用具(楽な道具)が廃用促進用具にならないように、まず障害者本人の能力、次に介護者の能力を見ることが大切です。もちろん廃用を防ぐためには、道具や、看護、介護の側からだけでは防ぎきれません。家族を含めた環境と意識が大切だということです。介護用具の選定の基準は、楽なコトと苦しいコトのバランスが大切。楽なものには要注意、というお話でした。 |
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