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--- 『第23回介護研究会』 開催結果のお知らせ --- |
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平成16年7月12日、東京・永田町の薬業健保会館、5階の大会議室において、 『第23回介護研究会』が開催されました。当日は猛暑の中、100名を越す介護支援専門員の方々をはじめとする皆さまにお集まりいただきました。冷たい飲み物をいただいて、ひとときの涼を取り、さあ、研究会の始まりです。
はじめに、医療法人社団「曙光会」の及川信哉理事長のあいさつの後、「コンフォガーデンクリニック」整形外科リハビリテーション担当医、医学博士・木下朋雄先生から「介護者が知っておきたい整形外科的知識」について、ご教授いただきました。高齢者に起こる代表的な骨折、寝たきりを予防する術後のケア、原因である骨粗しょう症を予防する日常生活の留意点など、データやレントゲンを使っての詳しいお話でした。
休憩の後、支援障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」リハビリテーション・スポーツ担当、宮地秀行先生による『高齢者の筋力トレーニングとスポーツを通じた余暇活動支援』の講演が始まりました。
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紹介 『高齢者の筋力トレーニングとスポーツを通じた余暇活動支援』
| 【担 当】 |
支援障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」
リハビリテーション・スポーツ担当 宮地 秀行 先生 |

要介護1、2の比較的軽度な介護保険利用者が増加傾向にあることを受けて、自立力を高める「リハビリテーション・スポーツ」の重要性が社会的にも高まりつつあります。
リハビリテーション・スポーツはスポーツの特性を通じて、介護の重度化を予防し、高齢者の身体的・心理的・社会的自立を支援していくことが目的。
個々の体力に合わせたマシン・トレーニングに始まり、気の合う人たちと仲間づくりをして、ボッチャ、グラウンドゴルフなどの組織競技をしていきます。
最終的には、本人たちが自主的に生涯スポーツや余暇活動を楽しみ、積極的にQOLを高めてけることが目標です。スポーツはその手段。
組織競技のメリットは、競技のすべてができなくても自分のできるパートだけをやればすむ。
例えば、脳卒中で右手がマヒしているなら、左手でできることを考えればいい。
チームの中で自分の役割を果たせ、ポジションを守ることで、達成感や充足感が芽生え、自信や意欲がわいてくることも自立へのステップとなります。
脳卒中でマヒが残り施設生活をしている人たちが、トレーニング終了後、自分たちでチームをつくり、場所を借りて立派に活動するまでになる。さらには仲間で集まりバスハイクに出かけたり、活動を広める講演会を開いたりと、驚くほどモチベーションが上がった例もあります。
転倒して骨折しないために出かけないライフスタイルではなく、筋力を高めて歩行距離を伸ばし、旅行に行く、映画を見に行くなど、積極的な行動へと気持ちが向かっていくのがリハビリテーション・スポーツの成果。
障害者を含む高齢者が最期まで元気に明るく暮らす社会を拓く足がかりとなります。
しかし、活動は、まだ始まったばかり。施設が地域に行き渡るには、指導員の不足や予算面など難しい問題が多々あります。
明るい高齢化社会を築くには、介護の現場に携わる皆さんと様々な成功例を交換しアイディアを出し合いながら、みんなで社会のよりよいシステムを築いていくことが大切、というお話でした。
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